小児歯科
小児期の予防管理が最も大切です
Childhood preventive management is most important
永久歯は5~12才の間に順を追って生え変わります。
永久歯が最も虫歯になりやすいのはこの時期であり、生涯自分の歯で健康に過ごせるかどうかは小児期の予防管理によって決定されると言っても過言ではありません。
また、治療後も4ヶ月毎の予防管理を行うことで虫歯の発生を極力迎え、やり直しの治療を最小限にすることが出来ます。
これは、いわゆる6歳臼歯です。
溝が着色して、初期の虫歯に成っています。
しかし、中橋歯科医院では、削りません。
フッ素塗布と、食事指導、ブラッシング指導,フッ素洗口の指導を行い、定期検診毎にチェックを行うことにしました。
初期の虫歯は、削らなくても治ります。
再石灰化を知れば虫歯にならない
食事の後、口の中は酸性になり、歯の表面からは、必ずカルシウムとリンが溶け出しています。(脱灰)
しかし、食後の一定時間が過ぎると、口の中が中性に戻り、今度はカルシウムとリンが歯の方へ戻り始めます。
これを再石灰化と呼びます。
右のグラフは、一日の脱灰と再石灰化を表したグラフです。
食事の後、すぐに口の中のpHが下がり(酸性)、脱灰が起こりますが、その後唾液の作用で、中性に戻り、再石灰化が起こります。
この、脱灰と再石灰化のバランスが悪いと虫歯になります。
口の中に、食べ物や、糖分を含んだジュースを飲むとすぐに脱灰が始まるので、間食も重要になります。
つまり、砂糖の量より食事の回数の方が重要だと言っても過言ではありません。
左のグラフは、間食やジュースなどを頻繁に口の中に入れている子供の場合です。
脱灰時間が長くなり、再石灰化の時間が短くなるのがお分かりいただけると思います。
さて、ここまで来ると虫歯の成り立ちが随分お分かりいただけたと思います。
ただし、唾液の性質(中和する能力)や、口の中に住む細菌の種類には個人差がありますので、お一人ずつ違う予防プログラムを作らなければいけません。
詳しくは、御来院、もしくはお電話にて、スタッフにご相談下さい
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