歯周病治療

歯周病治療

Periodontal disease treatment

歯ぐきから血が出る方、口臭がある方、歯ぐきがやせた方、朝起きたとき口の中がねばつくような不快感のある方、歯がぐらついてきたと感じる方、歯ぐきが赤く腫れたような部分を見つけた方、このような症状がひとつでもあれば歯周病が疑われます。

歯周病は、歯を支えている骨が次第に溶けて最終的には歯が抜けてしまう病気です。
痛みが無く進行するために歯科医院を受診するきっかけをつかめず、手遅れになってお困りの方が大勢いらっしゃいます。

原因は、
1. 歯周病菌が作り出す毒素(歯垢、歯石など)
2. 悪いかみ合わせによって働く不当な力
3. 歯と合っていないかぶせもの

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原因がはっきりしているため、それらの改善で発生の予防や進行防止が確実に得られる病気でもあります。

当院では、まず鮮明なデジタルX線などで患者様ご自身の歯周病の進行状況を把握した上で、歯周病改善のための最良の治療計画を立てます。
原因となっているものを改善してお口の健康を取り戻した後、定期健診(メインテナンス)によってそれを維持していくようにします。

家庭でのお手入れも治療の成功の大きな鍵であることから、患者様とともに検査結果を確認しながら原因となっているものを改善し、お口の健康を取り戻していきます。

治療後の定期健診(メインテナンス)により、一生ご自身の歯で食事が出来ることを目的としておりますので、担当の衛生士を決めて、きめ細やかなケアをして参ります。

歯周病と糖尿病の関係について

About the relationship between periodontal disease and diabetes

糖尿病は、血液中の糖(血糖)のレベルが高くなる慢性的な状態です。私たちは食べ物を消化すると、体内で糖に変えられます。その糖はインスリンというホルモンの働きで細胞に取り込まれ、エネルギーとして利用されます。

しかし、糖尿病ではインスリンの働きがうまくいかないか、体内で十分な量のインスリンが作られないことがあります。その結果、血液中の糖のレベルが上昇し、高血糖となります。

高血糖が続くと、
1. 合併症を引き起こす可能性が高くなる
2. 運動、食事、服薬などの管理が必要でありコントロールが難しい
3. 治療が長引くことへのストレス増大

の可能性が高まります。

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そして歯周病の原因となる菌が、インスリンの働きを悪くしていることがわかっています。歯周病の治療を始める前に、血糖管理の目安となるHbAlc値(7.0未満が理想的)を確認する必要があります。

このHbA1c(ヘモグロビンA1c)とは、糖尿病の診断や管理に使用される重要な指標です。非糖尿病の人のHbA1c値は5〜6%の範囲にあり、糖尿病の人では、目標のHbA1c値は医師と相談して決められますが、一般的には7%以下が目指されます。

血糖値のコントロール状態を評価するために、定期的に測定され、適切な範囲に保つことが糖尿病の管理に重要です。

歯周病と糖尿病は相互に影響し合っているため、歯周病が進行すると、口腔内の炎症や感染が増え、糖尿病の血糖値のコントロールが難しくなることがあります。逆に、糖尿病の人は歯周病のリスクが増加し、歯周病が進行すると糖尿病の状態が悪化するおそれがあります。

したがって、糖尿病の人は特に注意する必要があり、血糖値の管理が歯周病の治療に役立ちます。

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